150周年の創立記念式を行いました

  西郷小学校は、1873年(明治6年)の6月1日、 八屋村極楽寺の一室を校舎にあて、第2中学区第73番小学校八屋学校として開校したのが始まりです。本年2023年でちょうど150年。地域の皆様に温かく支えられながら長い歴史を紡いできました。

 150歳になった西郷小学校。その誕生日に創立記念式を行いました。来賓として、極楽寺の川崎住職様と下余戸公民館長の中井義寛様にご臨席いただきました。


■本校の卒業生であるお二人は、式の中で子ども達に講話をしてくださいました。 

 川崎住職様は、ご自身が小学生だった頃のことを宿直室での思い出を交えながら話してくださいました。150年前、極楽寺の庭に敷かれた筵に新入生が座り、入学を祝う式が行われたこと(開莚式の由来)についてもお話してくださいました。最後に、命の大切さを語られ、「一人ひとりが自分を大事にしてほしい」と子ども達への願いをお伝えになりました。


 現在、西郷小学校教育振興会長としてもお世話になっている中井公民館長様も、小学生の頃の思い出を話されました。1964年(昭和39年)に西郷小学校のプールが、保護者たちが力を合わせて手作りでつくられたこと。「東京オリンピック記念プール」と名付けらたそのプールでよく泳いだこと。また、当時校庭には土俵があり、相撲大会も行われていたことも話してくださいました。(「金太郎場所」という大会で優勝された時の記念品の版画も見せてくださいました。)
 最後に「いっぱい学び、いっぱい遊び、いっぱい友だちをつくり、この西郷に戻ってきてほしい」と、子ども達への願いを話されました。


■そのあと、西郷小学校の歴史が写真で紹介されているスライドショーをみんなで見ました。驚きの声が聞こえてくる場面もありました。(一部ご紹介)



 お二人の来賓の皆様、お忙しい中ご来校いただき、ご講話もいただき、大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。

 これからも、地域の皆様、保護者の皆様にご支援をいただきながら、150年目の歴史を子ども達とともに紡ぎ、繋いでいきたい。その思いをあらためて抱かせていただいた創立記念式となりました。


※なお6月12日には、校庭にて全校児童で「西郷小」の文字をつくり、航空写真を撮影することにしています。





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