いいところを伝え合おう「4年生1年生大縄跳び交流会」
体育科の学習で、大縄跳びの練習に励んでいる4年生の子どもたち。
ある日、1年生からメッセージが届きました。
「大縄跳びの跳び方を、教えてほしいです。」
そこで、4年生と1年生の「大縄跳び交流会」を開き、跳ぶコツを伝えることにしました。
はじめのあいさつでは、4年生が「はい!」と返事をして、1年生の手本になりました。
朝の会での声出し練習の成果を、しっかりと発揮していました。
さあ、交流スタート。
タイミングが合わず、うまく跳べない1年生には・・・
縄を回しながら「ハイ、ハイ、ハイ。」と声をかけ、入るタイミングを教えます。
勇気が出ず、なかなか縄の中に入れない1年生には・・・
そっと背中に手を添え、励まします。
縄の中を最短距離で抜けることができない1年生には・・・
手を差し、「ここに跳び抜けるよ。」と、場所を教えます。
膝立ちになり、1年生の背の高さに合わせる姿もありました。
「こうしたほうが、いいよ。」
1年生の気持ちに寄り添いながら、優しい言葉でアドバイスします。
交流会の振り返りで、1年生は「感謝の気持ち」を伝えていました。
4年生も、「1年生が、アドバイスを聞いてくれて、うれしかったです。」と返事をしました。
お互いに、にっこり笑顔で終わりました。
進級した4月からは、委員会活動も始まる4年生。
高学年としての自覚が育ってきているのを、改めて感じました。