たのもしいせんぱいがいるよ。あんしんしてね。 (年長さんと1年生)
■1月下旬、生活科の学習で、頭を寄せ合いながら話合いをしている1年生の子どもたち。
実は、西郷保育園の年長さん(きりんぐみのみなさん)からの質問に対して、答えを考えているところでした。
年長さんが、安心した気持ちで入学できるよう、1年生がアドバイスをすることにしたのです。
届けてくれたお手紙
(12月5日のブログでご紹介)
■2月4日、いよいよ交流会当日を迎えました。
きりんぐみのみんなが、西郷小にやって来てくれました。
「プールの深さは、これぐらいです。」
「プールに入る時間は、12から9までです。」
1年生は、自分の体や時計の見本を使ったりして、わかりやすく説明します。
「学校は、勉強をするところだから、おやつはありません。」
「おやつは、放課後児童クラブで食べることができます。」
保育園と小学校との違いについて、理由を述べながら説明しました。
「宿題のなおしがあっても、先生に怒られません。大丈夫です」
「直しがあるときは、付箋が貼ってあるので、直したところを先生に見せます。」
動画も使って、実際の場面をイメージしやすくしました。
「どうして歩いて登校するのですか。」
という質問には、校長先生がビデオメッセージで答えてくださいました。
真剣なまなざしで、熱心に聞き入る年長さんたちです。
■いよいよ、お楽しみの休憩時間になりました。
まずは、年長さんのしたいことや、行きたいところを聞いて、1年生が優しく案内します。
あったかハートな姿がたくさん!うれしくなります。
音楽が鳴ると、「教室に戻るよ。」と声をかけ、みんなが時間を守って行動できました。
■帰り際、安心した表情の年長さんを見て、1年生もうれしそうでした。
お互いに、期待と安心の気持ちを抱くことができた、あたたかな交流会となりました。