5年生平和学習 大山口列車空襲被災者の会の皆様をお迎えして
2月4日(火)の3,4校時に、5年生が「平和学習」を行いました。
ゲストティーチャーとしてご講話をいただいたのは、大山口列車空襲被災者の会(語る会)の4名様、金田吉人さん、大原毅さん、清見久夫さん、清見順子さんです。
※令和5年度は、6年生の県内修学旅行の中でお世話になった皆様です。慰霊碑参拝時に千羽鶴を受け取っていただき、大山町公民館に場所を移してご講話をいただきました。
1945年、45名の若い命も犠牲になったこの列車空襲はなぜ起きたのか、その歴史的な背景景や被災の状況を、スライドを示しながら説明してくださいました。
そして「金田哲夫君15歳の紙芝居」の朗読をとおして、どれだけ深い悲しみを受けたか熱く語られ、子ども達の心を揺さぶってくださいました。
およそ90分、5年生たちは集中してお話を聞きました。戦争の悲惨さ、平和の尊さについてしっかりと考えました。
「戦争は最大の人権侵害である。」
「私たちは2つのバトンを握っている。それは『命』のバトンと『平和』のバトン。この2つのバトンを、確実につないでいってほしい。」
最後にお伝えになった子ども達への切なる願い。心に響くお言葉でした。
被災者の会の皆様、大変お世話になりました。貴重な学習をさせていただき、本当にありがとうございました。